令和7年度、第4回日本抗体学会学術大会概要(実行委員長:根本直人)

各位

 令和7年度、第4回日本抗体学会学術大会の概要について、お知らせいたします。

会期:2025年12月1日(月)~3日(水)
会場:大宮ソニックシティ (埼玉県さいたま市大宮区)
主催:日本抗体学会

昨年の第3回日本抗体学会学術大会(仙台)に続き、今年の第4回学術大会は関東、首都圏での開催となります。第3回は仙台に900人を超える方々にご参加いただき大変盛況なうちに終えることができました。日本抗体学会の一つの特徴は参加者の約7割が企業関係者ということです。製薬企業はもとより診断薬メーカー、その他抗体に関連する多種多様な企業の方が参加されます。また、スタートアップ企業の参加も多く、相互に情報を共有しつつ日本の抗体技術のレベルアップに貢献するという所期の目標が少しずつ形になってきたと感じております。
 一方、すべての科学技術は基礎が重要であることからアカデミックからの参加も大いに歓迎いたします。例えば、AIや機械学習といった伸長著しい学問分野もこの抗体科学領域に応用可能なところが随所にあるかと思います。物理、化学、生命科学等の各分野の融合が思わぬ展開を生み出すことは歴史が証明しております。
 さて、本大会では抗体が医療の現場で実際にどのように使われて、どのように効果を上げているのか、医学的な立場から見た抗体をテーマにセッションを構成したいと考えております。もちろん、例年のように抗体の発見から最適化、モダリティ、製造、品質管理から臨床という抗体の流れのトピック、診断薬や他の応用事例などなるべく多くの方々に抗体について考え、議論できる場でありたいと考えております。
本年もぜひ積極的なご参加をよろしくお願い申し上げます。
                
実行委員会
委員長:    根本 直人 (埼玉大学)
プログラム委員:村上 明一 (徳島大学)
実行委員:   萩原 義久 (産業技術総合研究所)
実行委員:   松永 康佑 (埼玉大学)
実行委員:   梅津 光央 (東北大学)

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